大阪府警捜査4課の警察官が捜索時に捜査対象者に暴行した事件で、特別公務員暴行陵虐罪に問われた元巡査部長の人見寛大被告(36)(依願退職)に対し、大阪地裁は29日、拘禁刑1年、執行猶予3年(求刑・拘禁刑1年)の有罪判決を言い渡した。
事件の概要
判決によると、人見被告は別の警察官と共謀。昨年7月、職業安定法違反容疑で大阪市内のレンタルオフィスを捜索した際、差し押さえた携帯電話のロックを解除させようと、捜査対象の男性を携帯電話で複数回殴った。
判決の理由
荒木未佳裁判長は「捜査に名を借りた暴力が許されないことは捜査の基本で、刑事責任は軽視できない」と述べた。
事件を巡っては、人見被告のほか、警察官5人が同罪などで起訴され、5人とも有罪が確定している。



