長崎県対馬市峰町の対馬農協峰事業所で5月15日午後1時半頃、所長の田代稔さん(69)が携帯電話で話しながら現金自動預け払い機(ATM)を操作する70代女性客に気づき、声をかけた。
女性客は「市役所職員を名乗る女性から、健康保険の過払いによる還付金があるので近くのATMに行くように言われた」と説明。田代さんは不審に思い、女性客を説得して振り込み操作を思いとどまらせた。その後、2人で近くの警察官駐在所に行き、相談した。同署の捜査でニセ電話詐欺だったことが判明した。
感謝状贈呈
同事業所で行われた贈呈式では、対馬北署の梅野勝也署長から感謝状を受け取った田代さんは「お客様を被害から守ることができて良かった。今後も不審に思ったら積極的に声かけをしていきたい」と述べた。梅野署長は「最後のとりでとして被害を防止してもらい、ありがたい」と感謝した。



