未解決事件の被害者や遺族による講演会と座談会が18日、佐賀県鳥栖市で開かれた。名古屋市で1999年に妻を殺害され、昨年容疑者が逮捕された高羽悟さん(70)が登壇し、「誰でもいつ事件に遭うか分からない。日々の生活を大事にしてほしい」と呼びかけた。
事件から27年、現場の部屋を借り続ける
この講演会は、事件の苦しみを知ってもらおうと、福岡、佐賀両県の未解決事件の被害者や遺族でつくる「未解決事件被害者の会」(鈴木薫代表理事)が企画し、約50人が参加した。
講演では、高羽さんが事件から27年間、2000万円以上の家賃を払って現場の部屋を借り続けてきた経験を語った。
座談会で「光を感じた」と語る遺族
座談会では、2001年に北九州市若松区で長女(当時34歳)を殺害された永野弘子さん(82)が「人ごととは思えない。(容疑者逮捕に)光を感じた」と話した。
また、高羽さんは「諦めないで勇気を持って情報提供を求める活動を続けてほしい」と語りかけた。