精神科病院に賠償命令 退院申し出放置で55万円 東京地裁立川支部
精神科病院に賠償命令 退院申し出放置で55万円

東京都内の精神科病院に入院中に新型コロナウイルスに感染した際、退院の申し出を放置され精神的苦痛を受けたとして、都内の50代女性が病院の運営法人などに550万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁立川支部は17日、退院の申し出に速やかに対応しなかったとして法人側に55万円の支払いを命じた。

女性は平成29年2月から令和3年7月まで入院

判決によると、女性は東京都日野市の「七生病院」に平成29年2月~令和3年7月に入院。病院は3年2月に新型コロナのクラスター(感染者集団)が発生した際、感染者を施錠した病室に隔離し、3月に陽性となった女性もこの病室に入った。

女性は「違法な監禁だった」と主張

女性は「違法な監禁だった」と主張。病院側は都の指導で3月から施錠はやめており、監禁に当たらないと反論していた。

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杉山順一裁判長は「施錠されていたとは認められない」と指摘した。

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