浄水器カートリッジ偽物出回り、破損や返品トラブル相次ぐ
浄水器カートリッジ偽物出回り、破損や返品トラブル相次ぐ

家庭の水道水の蛇口などに取り付けられている浄水器の「交換用カートリッジ」の偽物や粗悪な互換品が出回り、破損や汚損などの被害や「返品できない」といったトラブルが相次いでいる。偽造品は純正品と見分けがつきにくく、消費者が気づかずに購入するケースも続出。メーカーや国民生活センターに苦情や相談が多く寄せられている。

ただ、その多くは中国やベトナムなど海外から流入しているとみられ、メーカーなどは対策に手をこまねいている。

電話に出ず、海外に返送…

浄水カートリッジの偽造品を巡っては、消費者庁などが数年前から事例を紹介するなどして注意を呼び掛けているが、トラブルや被害が後を絶たない。国民生活センターには次のような相談が寄せられている(年月は相談があった時期)。

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  • 2026年7月、女性 フリマアプリを通し、純正品のつもりで浄水カートリッジを2万円で購入。商品到着後、違和感を覚えメーカーのサイトで確認したところ、偽物だと判明した。返品しようと販売元に電話しても出なく、困っている。
  • 2026年4月、70代男性 ネット通販で「純正品」と記載されたカートリッジを購入したが、届いた商品には「純正品」の記載がなく偽物と判明。返品・返金の請求先を見ると、中国国内の住所に着払いで返送するよう記載されていたが、中国に着払いで送る方法が分からない。
  • 2026年3月、50代女性 使用中のカートリッジの型番を調べ、ネット通販で、同じ商品のつもりで購入。交換して使用しようとした途端、本体が破裂して壊れた。

国民生活センターの担当者は、「買った後で気づく人が多く、返金したいが、うまくできないといったケースが目立つ」と話している。

メーカーにクレーム3000件

偽造品のパッケージには、正規メーカーの連絡先が記載されているため、トラブルの発生時は、メーカー側に苦情や相談が寄せられている。

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