岡山地検は26日、岡山県新見市が発注した複合公共施設の改修工事を巡る官製談合事件で、市職員(52)を官製談合防止法違反で起訴した。落札した建設工事会社の元代表取締役の男(54)も公契約関係競売入札妨害罪で起訴した。地検は両容疑者の認否を明らかにしていない。
予定価格を漏らし最低制限価格で落札させた疑い
起訴状によると、市職員は市都市整備課長補佐だった昨年5月28日に行われた「きらめき広場・哲西」改修工事の指名競争入札を巡り、予定価格1億850万円(税抜き)を男に漏らして落札させ、公正な入札を妨害した。男は情報を基に、自身が役員を務めていた会社に最低制限価格と同じ9870万円(同)で落札させ、公正な入札の契約を妨害したとされる。
市は職員を起訴休職処分に
新見市は26日、職員を起訴休職処分としたと発表した。石田実市長は「起訴の内容や事実関係を確認し、(市職員の)処分などについて厳正に対処する」とコメントした。



