市民反対で事業費大幅縮減、柳川市に市民スポーツ広場完成
市民反対で事業費大幅縮減、柳川市にスポーツ広場完成

福岡県柳川市佃町の市クリーンセンター跡地(約1万1700平方メートル)に、市民スポーツ広場が完成し、11日に開会式が行われる。当初は公式競技が実施できる400メートルトラックを備えたグラウンドなどを整備する予定だったが、市民グループの反対などで事業費を大幅に縮減し、計画を変更した。

事業費は15億円から3.5億円に縮減

市は2022年8月の市議会で、陸上競技やサッカーなどができる多目的グラウンド、水害時に利用できる駐車場などを整備し、400メートルトラックをつくるため、周辺用地を買収すると説明していた。総事業費は約15億円としていた。

しかし、市民グループが「ほかにやるべき事業がある」などと反対し、約2700人の署名を提出したため、市は計画を変更。用地買収などは行わず、事業費を3億5000万円に縮減して整備した。

多目的広場とウォーキングコースを整備

グラウンドの内側は多目的広場で、周囲には400メートルのゴムチップ舗装のウォーキングコースを設け、全体を芝生で舗装している。駐車場は150台分あり、災害時にも利用できるほか、移動式の防災トイレも整備している。

市の担当者は「安全面にも配慮している。多くの人に楽しく利用してほしい」と呼びかけている。