「エアコン修理が安い」ネット広告にご用心 高額請求、しかも直らず 相談件数4年で2倍超
「エアコン修理が安い」ネット広告にご用心 相談件数4年で2倍超

国民生活センターは6月3日、インターネット広告で「安い」「即日対応」などと宣伝するエアコン修理業者に関連するトラブルが増加しているとして、注意を呼びかけた。

高額請求、直らず、連絡も取れず

同センターによると、高額な修理代を支払ったにもかかわらず故障が直らず、さらに新しいエアコンの購入を勧められたり、修理後に業者と連絡が取れなくなったりするケースが相次いで報告されている。2025年度の相談件数は1251件に上り、2021年度の451件から約2.8倍に急増した。

具体的な事例として、次のようなものが挙げられている。

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  • 「ネットで検索した即日対応の業者に修理を依頼し、高額な料金を支払ったが直っていなかった」
  • 「修理してもエアコンが直らず、再修理を依頼したいが業者と連絡が取れない」

「最低4000円~」の広告が高額請求に

あるケースでは、「最低4000円~」と広告していた業者に修理を依頼したところ、直らず、「ガス圧が低いのでガスを補充する」と言われ約4万円の作業費用を請求された上、「新しいエアコンを25万円で購入すれば作業費用は無料にする」と提案されたという。

別の事例では、「即日対応。地域最安値。期間限定1500円から」との広告を見て電話で依頼したが、修理担当者が故障原因や作業内容の説明も見積もりもないまま作業を開始し、作業後に約7万円を請求され、しかもエアコンは直っていなかった。

消費者へのアドバイス

国民生活センターは消費者に対し、以下のような対策を呼びかけている。

  • 本格的に暑くなる前にエアコンの試運転を行う
  • 低価格を強調する広告をうのみにせず、修理前に見積もりを取る
  • 業者が帰る前にエアコンが直ったことを一緒に確認する
  • 請求額に納得できない場合はその場で支払わず説明を求める

同センターはまた、出張修理サービスに関するトラブルも多く報告されているとして注意を促している。「解決2000円~」と書かれた業者に自宅のドアの修理を依頼したところ、10万円を請求されたケースなどがあるという。

関連する注意喚起

同センターは以前にも、SNS広告で「○秒で▲上昇」「○秒即冷」などとうたいながら実際にはその通りの冷却能力を持たない冷却機器がECモールなどで出回っているとして注意喚起している。実際に複数の製品を検証したところ、いずれも広告でうたっているような冷却効果を持たなかったという。

また、ロードサービス事業者による高額請求問題にも触れ、消費者庁が2社の情報を公開し注意を呼びかけている。同センターは「ネット検索で上位だからといって信頼できるとは限らない」と警告している。

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