アスパラガス生産が全国2位の佐賀県で、若手アスパラ農家のハウス9棟が突然枯れ、出荷できなくなる被害があった。佐賀県警は23日、除草剤を肥料・農薬用のタンクに混入させたとして、農業仲間の男を偽計業務妨害の疑いで逮捕し、発表した。男は「タンクの中に除草剤を入れたのは間違いない」と容疑を認めているという。
逮捕されたのは小城市小城町畑田の男(44)。佐賀南署によると、容疑は、40代男性が佐賀市嘉瀬町荻野で営むアスパラ栽培を妨害しようと、5月下旬ごろから6月12日の間、農薬や肥料用のタンクに除草剤を入れて散布させ、枯れたアスパラの検査などの対応を余儀なくさせたというもの。
約1ヘクタールの農地で栽培
署によると、男と男性は約1ヘクタールの農地内でそれぞれアスパラを栽培。男性は約200平方メートルのハウスを9棟使っていた。ハウスの外にタンクが置かれ、農薬や肥料を水で希釈するのに使われていたという。
2人とも数年前から農業を始め、関係者によると、一緒に若手グループを立ち上げた仲という。
署や出荷先のJAさがによると、被害農家は全量出荷不可となり、今後の生育にも影響が出る見込み。



