もしも、広島、長崎に次ぐ3発目の核兵器が使われる日が来てしまったら――。「その時」に開封する被爆者のメッセージ動画が23日、東京都内で収録された。データを入れたSDカードなどは箱に保存し、博物館や美術館などでの永久保管をめざすという。
「原爆の子の像」モデルの兄が語る
メッセージを残したのは、広島の平和記念公園に立つ「原爆の子の像」のモデルとなった佐々木禎子さんの兄、雅弘さん(85)。内容は非公開だが、「3発目の核兵器が使用されたら、世界はどう行動すべきか」「絶望から人類はどうすれば存続できるのか」などについて語ったという。
「この箱を開ける時代が来ませぬように」
「永遠に開封されない状態であってほしい」
雅弘さんはデータとともに箱に保存する「証言宣誓書」にも署名。「3発目の核兵器が使われる可能性は現実にある以上、意義のあること。永遠に開封されない状態であってほしい」と語った。
保存する箱には、英語で「こ…この記事は有料記事です。残り562文字。有料会員になると続きをお読みいただけます。