高浜市役所で男が灯油をかぶり着火、市民税など100万円超滞納
高浜市役所で男が灯油をかぶり着火、市民税など100万円超滞納

愛知県高浜市役所で16日、60代の男が灯油とみられる液体を自分にかけて火を付けた事件で、男が市民税と国民健康保険税を合わせて100万円以上滞納していたことが17日、市への取材でわかった。市は2年前から男側と税に関するやりとりをしており、県警は市役所とのトラブルが背景にあるとみて調べている。

男は16日午後2時55分ごろ、市役所1階の税務窓口を訪れ、短刀(刃渡り約30センチメートル)を振り回した後、液体を自分にかけて着火した。職員3人も軽傷を負った。男は建造物侵入容疑で現行犯逮捕されたが、全身にやけどを負ったため治療を理由に釈放された。県警は男の回復を待って詳しい事情を聴く方針。

市によると、職員は備え付けのさすまたで男を近づけないようにし、男がカウンター内で着火した後は消火器で消し止め、4、5人の職員で取り押さえた。市幹部は「さすまたを使う訓練をしており、迅速に対応できた」と話す。ショックを受けた職員には面談などでケアを行うという。

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17日朝、吉岡初浩市長は「対応マニュアルを準備し研修をして、不測の事態に応じられる体制づくりに努める」と述べた。市役所は同日、通常の窓口業務を再開した。

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