「最近お腹が出てきた」「髪質が変わった気がする」――こうした変化を年のせいだと片付けていませんか?実はこれらのサインは、テストステロン(男性ホルモン)の低下が体の外側に現れている可能性があります。本記事では、テストステロン低下が引き起こす見た目の変化について、泌尿器科専門医の村上知彦先生の解説をもとに詳しく紹介します。
内臓脂肪が増え、中心性肥満になりやすい
テストステロンが低下すると、特に内臓脂肪型の肥満になりやすく、腹囲が増加する傾向があります。筋力も落ちるため、お腹まわりに脂肪が集中する「中心性肥満」の体型になりがちです。代謝の低下によって体重管理もしづらくなり、気づけば体型が大きく変わっていた――というケースも少なくないと、村上先生は話します。
髪・肌・体毛にも変化が現れる
村上先生によると、テストステロンの低下によって髪質が変わる場合があり、ひげや体毛が薄くなるといった変化もみられることがあります。肌のハリやつやが失われることもあり、全体的に「老けた」印象につながりやすいといえます。こうした変化は加齢と混同されやすいため、複数の変化が重なるようであれば、男性ホルモンの低下を一度疑ってみることが大切です。
専門医の見解と今後の注意点
村上知彦先生は長崎大学医学部医学科を卒業後、九州大学泌尿器科で臨床助教を経て、現在は医療法人薬院ひ尿器科医院に勤務しています。専門は泌尿器科で、男性ホルモンに関する診療に精通しています。同記事は、医療健康情報を含むコンテンツを公開前の段階で専門医がオンライン上で確認する「メディコレWEB」の認証を受けています。
テストステロン低下による見た目の変化は、放置すると生活習慣病のリスクを高める可能性もあります。気になる症状がある場合は、早めに医療機関で相談することをおすすめします。



