「食品の裏側」の著者で加工食品診断士協会代表理事の安部司氏が、アイスクリーム類の分類と添加物の実態について解説した。安部氏は、子どもに食べさせたくないアイスとして、添加物に頼った「アイスミルク」「ラクトアイス」「氷菓」を挙げている。
アイスは4種類に分類される
食品衛生法に基づき、厚生労働省はアイスクリーム類を「アイスクリーム」「アイスミルク」「ラクトアイス」「氷菓」の4つに分類している。それぞれの規格基準は以下の通り。
アイスクリーム:無脂固形分10.0%以上、乳脂肪分15.0%以上。原材料はクリーム、脱脂濃縮乳、砂糖、卵黄、バニラ香料。植物性脂肪分は表示なし。
アイスミルク:無脂固形分7.0%以上、乳脂肪分3.0%以上、植物性脂肪分4.0%。原材料は砂糖、異性化糖、植物油脂、乳製品、乳化剤、安定剤(増粘多糖類)、香料、レシチン。
ラクトアイス:無脂固形分8.5%以上、乳脂肪分表示なし、植物性脂肪分13.0%。原材料は砂糖、植物油脂、乳製品、異性化糖、乳等を主要原料とする食品、乳化剤、安定剤(増粘多糖類)、香料、アナトー色素。
氷菓:無脂固形分、乳脂肪分、植物性脂肪分ともに表示なし。原材料は異性化糖、砂糖、水あめ、脱脂粉乳、植物油脂、安定剤(増粘多糖類)、酸味料、乳化剤、ベニバナ黄、pH調整剤、メタリン酸Na。
「子どもに食べさせたくないアイス」の条件
安部氏は「これを見て、私が考える『子どもに食べさせたくないアイス』とは何か、いうまでもなくおわかりだと思います」と述べ、添加物に頼った「アイスミルク」「ラクトアイス」「氷菓」を問題視している。特にラクトアイスと氷菓について掘り下げて解説するとしている。
安部氏は以前の記事で、安価で手軽に購入できるラクトアイスや氷菓には多くの添加物が使用されており、乳脂肪分が少ない代わりに植物油脂や異性化糖、安定剤などが使われている実態を指摘している。



