全国的に広がる感染症の手足口病が、県内でも流行している。県が14日公表した3~9日の1定点医療機関当たりの平均患者数は県全体で7.56人に上り、下北を除く県内五つの保健所管内で「警報」発令基準の「5人」を超えた。県は手洗いを徹底したり、タオルの共用を避けたりといった感染対策を促している。
手足口病の特徴と症状
手足口病は手足や口に発疹などができるウイルス性の感染症で、子どもを中心に夏場に流行する。ウイルスは飛沫や排せつ物を介して感染する。多くは軽症で収まるが、肺炎を引き起こすこともある。
県内の感染状況
県内では5月下旬頃から感染が目立ち始めた。今月9日までの1週間に県内34の定点医療機関から報告された感染者数は257人。1定点当たりの平均患者数は、東津軽・青森市保健所管内の10.33人、三戸・八戸市保健所管内の9.14人、中南保健所管内の7.50人の順で多かった。
県衛生研究所の注意喚起
県衛生研究所によると、手足口病は治った後も数週間にわたって排せつ物にウイルスが残っている場合もあるという。同研究所は「おむつの交換時は注意してほしい」と呼びかけている。



