ラブロフ露外相は14日放映のロシア国営テレビのインタビューで、7月の国際会議での茂木敏充外相との接触について、茂木氏が「二国間関係や地域情勢について話した」と発言したことを否定した。「握手をして彼は席に戻った。これが二国間関係や地域問題を話し合うことか」と皮肉った。
接触の経緯と茂木氏の発言
茂木氏とラブロフ氏は7月、フィリピンのマニラで開かれた東南アジア諸国連合(ASEAN)関連外相会議に出席。茂木氏は夕食会の場でラブロフ氏と二国間関係や地域情勢について話したと明らかにしていた。2022年のロシアによるウクライナ侵攻以降、両国外相の接触が明らかになるのは初めてだった。
ラブロフ氏の説明
ラブロフ氏はインタビューで、茂木氏の発言を聞き「驚いた」と述べ、そのときの状況を説明。全員が着席していた夕食会の最中に突然後ろから肩を触られ、振り向くと茂木氏が「会えてうれしい」などと話しかけてきたという。ラブロフ氏は立つ暇もなかったとしている。
経済産業省幹部の訪ロにも言及
ラブロフ氏は、5月に訪ロした経済産業省幹部らのロシア訪問についても否定的に言及し、日ロの本格的な対話再開が難しいとの考えを示唆した。



