食の安全専門家が警告!子どもに食べさせたくないアイス2選、ラクトアイスの実態
食の安全専門家が警告!子どもに食べさせたくないアイス2選

食品添加物の専門家であり、ベストセラー『食品の裏側』の著者である安部司氏(一般社団法人加工食品診断士協会代表理事)は、子どもに食べさせたくないアイスクリームとして、特に「ラクトアイス」と、もう一つのアイスを挙げ、その危険性について解説している。安部氏は長年、加工食品の実態を調査し、消費者に警鐘を鳴らしてきた。

ラクトアイスは「アイスクリームもどき」

価格が安く、手軽に購入できる「ラクトアイス」は根強い人気を誇るが、その正体は「安い植物油」に水を混ぜ、添加物の「乳化剤」で白く濁らせてミルク風の液体にしたものだ。さらに、異性化糖と砂糖を混ぜ、「香料」「着色料」「安定剤(増粘多糖類)」といった添加物が加えられている。特に「安定剤(増粘多糖類)」は安価な製品の定番で、乳脂肪分が少ないためにアイスクリーム特有のねっとり感を出す目的で使用される。具体的には「グアーガム」「ローカストビーン」など複数の増粘多糖類が使われるが、表示では物質名を特定できない。

添加物の一括表示の落とし穴

安部氏は、添加物の表示に関する問題点も指摘する。「乳化剤」「香料」「増粘多糖類」は、それぞれ何種類使っても一括して表示することが認められているため、消費者が実際にどれだけの添加物が使われているかを知ることはできない。コーヒーフレッシュを例に挙げ、同氏は「あれも安い植物油と水を乳化剤で混ぜ、着色料でミルクっぽい色を付けたもので、ラクトアイスと同じ製法です」と説明する。一方、牛乳や生クリームに含まれる乳固形分には乳化効果があるため、乳固形分の多い本物のアイスクリームには乳化剤は不要だ。

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味と健康への影響

実際にラクトアイスを食べると、スカスカした食感で、ミルクの濃縮されたコクや風味が感じられない。猛暑の際に外で遊んだ後にさっぱりしたアイスを求める場合には適しているかもしれないが、常食するのは好ましくないと安部氏は警鐘を鳴らす。同氏は「アイスミルク」にも添加物が使われているものがあると指摘し、消費者は原材料表示をよく確認する必要があると述べている。

もう一つのNGアイスとは

記事の後半では、もう一つの「子どもに食べさせたくないアイス」についても言及されているが、詳細は次ページ以降で解説される。安部氏は、食品添加物の過剰摂取が子どもの健康に与える影響について継続的に警告を発しており、今回のアイスに関する指摘もその一環である。

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