ダイエット利用懸念の糖尿病治療薬「マンジャロ」、販売目的で保管容疑…マッサージ店経営の女を再逮捕
糖尿病治療薬「マンジャロ」販売目的保管容疑で女再逮捕

島根県警浜田署は13日、糖尿病治療薬「マンジャロ」を許可なく販売目的で保管したとして、フィリピン国籍でマッサージ店経営の女(52)(広島県北広島町)を医薬品医療機器法違反容疑で再逮捕した。

再逮捕の経緯と容疑内容

発表によると、女は6月1日、自身が経営する島根県浜田市内のマッサージ店で、薬局開設や医薬品販売業の許可を受けていないにもかかわらず、糖尿病治療薬「マンジャロ」が入った容器3本を販売目的などで保管した疑いが持たれている。

浜田署は6月23日、医師や美容師の免許がないのに医療行為や美容行為をしたとして、医師法違反と美容師法違反の両容疑で女を逮捕し、その後余罪を調べていた。今回の再逮捕は、その過程で医薬品医療機器法違反の疑いが新たに浮上したものとみられる。

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「マンジャロ」のダイエット利用と健康リスク

「マンジャロ」は本来、2型糖尿病の治療薬として承認されているが、近年、ダイエット目的での使用がSNSなどを通じて広がっているとされる。浜田署は「本来の目的以外で使用した場合、重大な健康被害を引き起こす恐れがある。目的外使用や個人での売買は絶対に行ってはいけない」と呼びかけている。

専門家によると、糖尿病治療薬を健康な人が使用すると、血糖値の急激な低下や消化器系の副作用、長期的な健康リスクが生じる可能性がある。また、違法な流通ルートで入手した薬剤は、品質や保存状態が不確実であり、さらに危険性が高まる。

今後の捜査と社会的な影響

島根県警は、押収した「マンジャロ」の成分分析や入手経路の解明を進めるとともに、同様の違反行為が他にないか捜査を拡大する方針。美容目的やダイエット目的での医薬品の不正使用が社会問題化する中、今回の逮捕は警鐘を鳴らすものと言える。

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