メタボリック症候群(メタボ)の認知度が高まる中、その中核をなす肥満について注目が集まっている。肥満が一定の基準を超えると、単独で「肥満症」という病気と診断される。
肥満症の定義
肥満症の定義は、以下の2つの条件のいずれかに該当することである。
- BMI(ボディ・マス・インデックス)が25以上で、糖尿病、高脂血症、高血圧、高尿酸血症、脂肪肝、心筋梗塞、脳梗塞、変形性関節症、月経異常、睡眠時無呼吸症候群の10疾患のうち一つでも合併している。
- 内臓脂肪蓄積(ウエスト周囲径:男性85cm以上、女性90cm以上)があり、かつ脂質異常、血圧高値、高血糖のうち2つ以上を満たす。
肥満症は単なる体重過多ではなく、健康リスクを伴う病態として位置づけられている。



