脳の老化は予防可能、認知症予防医が提唱する「脳を若返らせる5つの原則」
脳の老化は予防可能、認知症予防医が提唱する5つの原則

認知症診療医の広川慶裕医師は「脳の老化は必然ではなく、適切なケアをすれば防げる」と強調する。脳の老化は40代から始まり、細胞レベルでの代謝機能の低下が原因だという。

脳の老化のメカニズム

加齢とともに細胞内の水分量が減少すると、血液中の栄養を細胞に取り込む力が弱まり、栄養をエネルギーに変換する「TCAサイクル」という代謝経路の効率が悪くなる。40歳時点の脳機能を100とすると、80歳では60程度にまでエネルギー産生量が低下するといわれている。

エネルギー産生量の減少は脳の代謝全体を滞らせ、アミロイドβやレビー小体などの異常タンパク質が蓄積し、やがて認知症を引き起こす。脳の老化を防ぐには、血流をよくして脳にエネルギーが入りやすい状態を保ち、TCAサイクルが円滑に回るようにすることが重要だ。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

5つの原則

広川医師が提唱する「脳を若返らせる5つの原則」は以下の通り。

  • 原則1:食事 糖質は1日に50〜60gで十分。半熟卵を毎日3個食べよう。
  • 原則2:便通 セロトニンの90%は腸内細菌が作る。1日1回以上、「バナナ状」の排便を。
  • 原則3:睡眠 アミロイドβをしっかり排出するため、最低でも5〜6時間はぐっすり眠る。
  • 原則4:運動 1日8000歩のウォーキングを目標に。トレーニングは「HIIT」がお勧め。
  • 原則5:会話 日々さまざまな人と話し、新しいことにチャレンジする。

番外として、食事だけでは十分に取れないビタミンサプリメントを上手に活用することも挙げられている。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ