在宅勤務が定着したいまも、職場での「見えない孤独」は解消されていません。内閣府の最新調査(令和6年)によると、孤独感が「ある」と答えた人は約4割に上ります。
「チームに属しているのに、つながらない」孤独
その多くは、チームには所属しているものの、実際にはつながりを感じられないという、周囲から気づかれにくい孤独です。厚生労働省の「労働安全衛生調査(令和6年)」では、メンタルヘルス対策を十分に行えている事業所は63.2%、ストレスチェック実施は65.3%にとどまり、個人が感じる負担と組織の支援には依然として大きな隔たりがあります。
「まわりに人はいるのに、なぜかひとり」という違和感
「まわりに人はいるのに、なぜかひとり」という感覚は、誰にでも起こり得る職場の構造的な課題です。今回のエピソードでは、雑談中の知らない話題がきっかけで生じた孤独のケースを紹介します。会話に入りたくて相槌を打ったものの、それが逆効果になってしまったという事例です。
小さなコミュニケーションが職場を変える
職場での孤独感は、個人の性格ではなく、環境によって生まれます。ちょっとした声かけや雑談、気軽に話せる雰囲気があれば、人は安心して働くことができます。企業にとっても、孤立を防ぐことはメンタルヘルスや離職防止につながる重要な取り組みです。お互いの存在を認め合う小さなコミュニケーションが、職場の孤独を和らげ、働く人の心を支えていきます。
(著者プロフィール)菅原県:漫画家&イラストレーター。「週刊ヤングジャンプ」でデビュー。その後、実話系4コマ誌やニュースサイトでマンガを連載。あおり系LINEスタンプ「Mr.上から目線」シリーズの作者。



