空気が読めない部下の指導は難しい。なぜなら、ビジネスにおける「空気を読む」技術は、気配りやマナー、エチケットに関するものであり、明確な“正解”がないからだ。
例えば、食後にお茶で口をすすぐ行為は、歯の食べ残しを取る知恵だが、人前では見苦しくマナー違反と見なされかねない。上司としては「接待や懇親会ではお茶をくちゅくちゅしないほうがいい」と諭すのが思いやりだ。しかし、相手によっては気にしない人もいるため、教えるべきか判断に迷う。
「カッコいい」「カッコ悪い」という次元で教える
心理学者の内藤誼人氏は、鈍感な部下を傷つけずに更生させる方法として、マナーやエチケットを「カッコいい」「カッコ悪い」という次元で教えることを提案している。これにより、部下は自分の行動がどう見えるかを意識しやすくなる。
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