広島と長崎つなぐ75時間の祈り始まる 「あらゆる武器なくすべき」
広島と長崎つなぐ75時間の祈り始まる 「あらゆる武器なくすべき」

広島市中区の世界平和記念聖堂で6日、広島と長崎の原爆投下時間をつなぐ「平和のための75時間の祈りの集い」が始まった。原爆とすべての戦争犠牲者に祈りを捧げる。

イタリアのカトリック信徒団体が呼びかけ

紛争の調停活動などで知られるイタリアのカトリック信徒団体「聖エジディオ共同体」が呼びかけた。ニューヨーク、ローマの教会でも同時に開催して、9日午前11時過ぎの長崎の投下時間まで祈りをつなぐ。

「非暴力によって悪に打ち勝つことができますように」

教皇の言葉に導かれた司教 「非暴力によって悪に打ち勝つことができますように」とカトリック広島司教区の白浜満司教(64)。「原子爆弾は、地球規模での環境問題と、人類の存亡への脅威になっている」とも語った。

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集いは、同聖堂の地下聖堂を使い、宗教、宗派を問わず参加できる。6日朝のミサには、仏教関係者も参加した。

参加者の思い

北九州市から訪れたカトリック信徒の大原愛子さん(80)は「地元では、原爆投下の予定地が小倉(現北九州市)だったのに、長崎が犠牲になったという思いがある。ゆっくりと祈りながら、世界各地の紛争に思いを寄せた。相手を認めて、一致することが平和につながると思う」と語った。

広島市の濱田厚子さん(73)は、母が長崎で入市被爆した。「世界が平和になってほしいという強い願いが必要だ。戦争している国は、平和より別のものがほしいんだと思う。原爆だけでなく、あらゆる武器をなくすべきだ」と語った。

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