公益財団法人「介護労働安定センター」が実施した介護労働実態調査で、石川県内の介護事業所の67.4%が人手不足を感じていることが明らかになった。一方、介護職員の離職率は前年度より4.6ポイント改善し、10.4%となった。
調査の概要と離職率の改善
調査は2025年10月に全国の介護事業所から無作為抽出で行われ、8955件の回答を得た。県内の回答数は90件と少ないため、参考値として扱われている。
県内では、1年間に辞めた職員の割合を示す離職率は10.4%(前年度15.0%)だった。
人手不足の実態とスポットワークの活用
職員の過不足を5段階で問う設問で、「大いに不足」「不足」「やや不足」と答えた事業所は計67.4%(同66.2%)で、全国調査の65.8%を1.6ポイント上回った。短時間や単発で働く「スポットワーク」の活用は3.3%にとどまった。
職場定着のための方策
従業員の職場定着のための方策を複数回答で尋ねたところ、「託児所設置や保育費用支援など」が60.0%と最も多く、「賃金水準の向上」が59.1%、「本人の希望や人間関係などに配慮した配置・異動」が58.2%と続いた。



