葉梨康弘沖縄・北方担当相は20日のNHK「日曜討論」で、24日に沖縄県を訪れ、玉城デニー知事と、知事予定者の古謝玄太氏の双方と面会する考えを明らかにした。「お二人から沖縄のニーズをしっかりと聞いていきたい」と述べた。
首相から沖縄振興への指示
高市早苗首相からは「強い沖縄経済をつくり、基地の跡地利用も含めた沖縄の振興に国家戦略として取り組んでほしい」と指示されたという。
古謝氏は13日投開票の県知事選で自民党など6党の推薦を受け、玉城氏を破った。玉城氏の任期は29日までで、知事交代を控えるなか、沖縄振興を担当する葉梨氏が現職と次期知事の双方と直接会談することになる。
沖縄振興予算の考え方
葉梨氏は令和9年度の沖縄振興予算についても言及した。内閣府は概算要求で2897億円を計上しているが、葉梨氏は「2897億円の要求があって、プラス事項要求ということになっている」と説明した。
「真に沖縄の振興に役立つような予算を積み上げることが大切だ。よくニーズを聞きながら予算を作っていきたい」と述べ、額ありきではなく、地元の要望を踏まえて必要な事業を積み増していく考えを示した。
山下法相、旧姓使用拡大へ意欲
葉梨氏と同じく今回の内閣改造で入閣した山下貴司法相は同番組で、選択的夫婦別姓制度を巡り、結婚後の旧姓使用の拡大に向けた法整備を進める考えを示した。
「私事だが、私の娘も結婚して戸籍上、氏を変えたもので、自分ごととしてもよく分かる」と述べ、改姓に伴う不便や不利益に理解を示した。
高市首相からは、関係閣僚と協力して旧姓使用の拡大や周知を進め、旧氏の単記も可能とする基盤整備を進めるよう指示されたという。山下氏は「法整備も含めて、よりギアを上げて、旧姓使用の拡大をやっていきたい」と強調した。
山下氏は選択的夫婦別姓制度の導入に反対する論客の一人。番組では、制度を選択した家族では夫婦の一方と子供の氏が異なる場合が生じることなどを指摘した。国会審議でも、夫婦別姓を求める野党案について「事実上の家族別姓だ」「戸籍を個人ごとに分解するということにもなりかねない」などと問題点を列挙していた。



