福岡財務支局長に7月1日付で着任した横尾光輔氏(55)が10日、福岡市内で記者会見を開き、所信を表明した。横尾氏は、同支局が管轄する福岡、佐賀、長崎の3県の金融機関の財務基盤について「総じて充実している」との認識を示し、今後の課題として「中東情勢や物価高などの影響を注視していく」と述べた。
横尾氏の経歴と地域への抱負
横尾氏は福岡県出身で、これまで日本政策金融公庫取締役などを歴任してきた。管内3県については「成長のポテンシャル(潜在力)が高く、それぞれに特色があり、多様性に富んだ地域」と評価。その上で、「多くの地域に足を運んで現地の話を聞きたい」と抱負を語った。
金融機関の現状と今後の注視点
会見では、九州北部の金融機関の健全性について質問が上がり、横尾氏は現状を「総じて充実」としながらも、国際情勢や物価動向が地域経済に与える影響を警戒する必要があると強調。特に中東情勢の緊張がエネルギー価格や貿易に波及する可能性に言及し、引き続きモニタリングを強化する方針を示した。



