カタログ誌「通販生活」を発行するカタログハウスは18日、楽天グループの通販サイト「楽天市場」への出店を取りやめたと発表した。楽天グループがドイツの防衛テック企業「ヘルシング」と提携し、攻撃用ドローン(無人機)の防衛省への納入を目指すとの報道を受けた対応という。
背景にある楽天とヘルシングの提携
ヘルシングは、AI(人工知能)を活用し、攻撃に使うドローンやシステムなどを開発する新興企業。楽天グループは、ヘルシングの日本市場での窓口を担い、防衛省向けの導入を支援する。防衛省は、すでにヘルシングの攻撃用ドローンについて実証実験に入っており、9月末までの試験をへて導入可否を判断する。
カタログハウスの判断と楽天の対応
カタログハウスは今年3月から「通販生活のショップ」を楽天市場に出店していた。担当者によると、「憲法九条に託した非戦の誓いを守っていくべきだ」などとするカタログハウスの企業理念と相いれないと判断し、出店取りやめを決めたという。
楽天グループは「特定の店舗様、お客様に関する事項については回答を控えさせていただく」とコメントした。



