れいわ新選組の山本太郎代表(51)は9日、東京都内で記者会見を開き、代表を辞任し政界から引退する意向を正式に表明した。理由として、病気療養中であることや、道路交通法違反(速度超過)で罰金の刑事処分を受けたことを挙げ、「大幅な速度超過は言い逃れできるものではない。自分の健康を取り戻すことが私のやるべきことだ」と語った。
参院議員辞職から引退表明へ
山本氏は今年1月、健康上の理由で参院議員をすでに辞職していた。今回の会見で、党代表としての責任を取るとともに、政治活動そのものから退く決意を固めたことを明らかにした。会見には大石晃子共同代表も同席し、自身の離党を表明。れいわ新選組は分裂の様相を呈している。
新体制移行と党名変更の方針
党関係者によると、次期代表選は17日告示、31日投開票の日程で実施される。また、新体制のもとで党名を変更する方針も示された。山本氏の引退により、2019年の結党以来続いた「れいわ新選組」の名称も変わる可能性がある。
山本氏は2019年の参院選で初当選し、その後も国政選挙で議席を維持してきた。しかし、近年は健康問題に加え、交通違反による刑事処分が政治活動に影響を与えていた。今回の引退表明で、一連の政治キャリアに終止符が打たれることになる。



