高市首相就任9カ月、支持率高水準も「孤独な首相」…私生活・政治手法・外交の3本から素顔に迫る【高市首相3選】
高市首相就任9カ月、支持率高水準も「孤独な首相」…私生活・政治手法・外交の3本から素顔に迫る【高市首相3選】

高市早苗首相が憲政史上初の女性宰相として就任してから、およそ9カ月が経過する。内閣支持率は依然として高い水準を保ち、猛暑の政局を走り抜けてきた。報道だけでは分かりにくい最高権力者の素顔を、人気の3記事からみていく。

私生活:警察官の母に厳しく育てられた勉強家

1本目は、作家の大下英治氏が政治家になる以前の私生活を描いた記事。夫となった山本拓氏の証言をもとに、警察官の母に厳しく育てられた真面目な人柄や、家でも政策を書き続けた勉強家ぶりが浮かび上がる。

記事によれば、高市氏は今から22年前に自民党議員の山本拓氏と結婚。その後、離婚したのちに同氏と再婚した。初婚時は夫の姓である山本姓になったという。大下英治著『高市早苗 安倍晋三の後継者となった初の女性首相の戦い』(宝島社文庫)には、最初の結婚前から夫婦別姓に反対し、旧姓の通称使用の機会を広げようとしていたことも記されている。記事タイトルは「高市早苗は『あなたが楽になるならいいわよ』と離婚を承諾…安倍内閣で出世する間に生まれた夫との溝」だ。

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政治手法:側近にもメモで指示を伝える孤独な首相

2本目は、ジャーナリストで元NHK解説委員の城本勝氏による政治分析。何事も一人で抱え込み、側近にさえメモで指示を伝えるトップダウンの流儀が紹介されている。高い支持率の裏で「孤独な首相」と評されるその危うさを、党内の声とともに読み解く。

自民党関係者は「高市さんは人を信用しない、だから信用されない」と漏らしているという。高市首相は世襲議員ではなく、地方政界出身でも官僚出身でも資産家でもない。さらに女性であり、これまでの古い自民党にはいなかった最高権力者だ。閣僚や党幹部を務め総裁選に出馬した女性議員は複数いたが、首相の地位に上り詰めたのは高市氏が初めてだと指摘している。

外交:対トランプ外交の明るさと皮肉な結末

3本目も城本勝氏による対米外交をめぐる論考。2026年3月19日(現地時間)、米国ワシントンD.C.を訪問中の高市首相は、トランプ大統領主催の夕食会に出席した。ホワイトハウスでハグし、ドナルドとファーストネームで親しげに呼ぶなど、危険がいっぱいの日米首脳会談を持ち前の明るさと大胆さで乗り切り、内外で「大成功」と評価を高めた。

しかし帰国後に国会論戦が再開されると、妙に歯切れの悪い答弁が続き、不機嫌で投げやりな態度も目立つ。内閣支持率は依然高水準なのに、何がうまくいっていないのか。記事タイトルは「『いまや高市さんが護憲派のトップランナーだ』改憲派の首相が憲法9条に救われた、対トランプ外交の皮肉な結末」。改憲派でありながら憲法9条に救われるという皮肉な結末を描く。

PRESIDENTまとめは、PRESIDENT Onlineで読者のみなさまから人気の高かった記事をテーマごとにまとめてご紹介する企画だ。

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