パナソニック、マレーシアのテレビ生産終了へ…台湾のみに、外部委託で収益強化
パナソニック、マレーシアのテレビ生産終了…台湾のみに

パナソニックは27日、マレーシアでのテレビ生産を9月末までに終了すると発表した。1989年に生産を始め、現在は日本向けなどに高価格機種を生産している。中国など海外メーカーとの競争激化で生産台数が落ち込んでおり、今後は外部企業に生産を委託して収益力の強化を図る。生産終了に伴い、パナソニックのテレビ工場は台湾のみとなる。

工場のその他の製品と従業員への影響

マレーシアの工場では、テレビの他にブルーレイディスクプレーヤー(BDP)とテクニクスブランドの音響機器も生産している。BDPは中国・大連にあるグループ会社に移管する。音響機器も来年2月末までに生産を終え、マレーシア国内にある他のグループ会社に移す。工場の建物と土地は売却する方針で、従業員約400人の大半は雇用終了となる見込み。

既に進めていたコスト削減策

パナソニックは採算性の低い低価格機種の生産を中国の電機大手TCLに委託しているほか、今年4月からは欧米での販売を中国の家電大手スカイワース(創維集団)に移すなど、テレビ事業のコスト削減を進めていた。

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