秋篠宮妃紀子さまは23日、能登半島地震で被災した石川県輪島市を訪れ、住民の集団検診会場や、赤ちゃんを連れた母親の集いなどを見て回った。
集団検診会場を訪問
検診は紀子さまが総裁を務める結核予防会の石川県支部が担当。紀子さまは午前8時過ぎに同市門前町の会場に入り、検診器具の搬入や会場設営を手伝った。訪れた高齢者の女性らとは手を取り合って交流し、スタッフからは「暑さで体調を崩す人が多いので、検診を役立ててもらいたい」と聞き、「本当ですね」と地元の人たちの健康を気遣った。
花壇の視察と「ハピまるカフェ」参加
その後、紀子さまは近くの「禅の里交流館」を訪れ、被災により増えた空き地に花を植え、憩いの場へと再生する「一人一花in能登半島」プロジェクトでつくられた花壇を見学。交流館の担当者に「集える場ができ、楽しく活動していることは素晴らしいですね」と伝えた。
午後には輪島市中心部で毎週開催される母と赤ちゃんの集い「ハピまるカフェ」にも参加。母子6組に交じり、子育て事情に耳を傾けたり、赤ちゃんを抱っこしたりして交流した。
主催する小児科医の小浦詩さん(44)によると、紀子さまは絵本を贈り、「また会いに来ますね」と声をかけたという。小浦さんは取材に、「過疎や被災などさまざまな難しさがある中、励みになりました」と話していた。



