政府のインテリジェンス(情報収集、分析)の中核機能を担う国家情報局が31日、発足した。各省庁が収集した情報を集約し、政府一体となった分析機能などの強化を図る。
国家情報局は、5月に成立した国家情報会議設置法に基づき、内閣情報調査室(内調)を改編して設置された。この日、原和也内閣情報官が、情報局トップとなる初代国家情報局長に就任した。
国家情報会議の初会合、首相官邸で開催
同局が事務局を担う国家情報会議の初会合が31日午前、首相官邸で開かれた。会議には議長となる高市首相のほか、茂木外相、小泉防衛相ら8閣僚が出席した。
同会議では今後、安全保障やテロ発生の防止といった重要情報活動や、外国勢力による影響工作への対処などに関する基本方針を定める。
初の国家情報戦略策定へ
政府は9月にも有識者会議を設置し、情報活動に関する初の「国家情報戦略」の策定を目指す。



