参院は10日の本会議で、皇室典範改正案を審議するための特別委員会を設置した。与野党は早ければ14日に審議入りさせる方向で調整に入った。自民は当初、審議のテレビやインターネット中継に難色を示していたが、衆院側の審議と同様に中継される見通しとなった。
特別委の構成と委員長選任
特別委の委員は計25人で、自民の松山政司参院議員会長が委員長に選ばれた。衆院は議院運営委員会で皇室典範改正案を審議したが、参院では少数会派が多いことなどを踏まえ、野党側が特別委の設置を求めてきた。
自民の当初の姿勢
自民の磯崎仁彦参院国会対策委員長は6日、野党側に特別委設置に応じる考えを伝えた際、「皇室典範の(各党派の代表者による)全体会議もクローズの中で質疑が行われている。議院運営委員会と同じように中継がない中で議論を進めてもらいたい」と述べていた。
中継方針の転換
だが、衆院の議運委での審議は中継される形で行われた。参院特別委の対応について、松山委員長は10日、記者団に「(衆院と)同じような形になると思う」と述べた。



