中道改革連合・広報委員長の伊佐進一衆院議員が、政治ジャーナリスト青山和弘氏のインタビューに応じ、同連合の現状と衆院定数削減の問題点について語った。発足から半年以上が経過し、参院での合流に向けて立憲民主党、公明党との協議会を設置したが、離党者が相次ぎ、厳しい状況にある。
「このままでは3党とも沈む」
伊佐氏は、協議会を通じて参院立憲、参院公明の議員と議論を重ね、合流に向けた課題や乗り越えるべき点が具体的に見えてきたと説明する。しかし、選挙が急遽行われたことで説明する時間が不足し、大惨敗を喫した。落選した議員の中には「中道になったから負けた」と考える者もおり、参院側にも「自分の選挙でも危ない」と懸念する声がある。丁寧に進めるほど「結局一緒になる気がないのでは」という誤解や、「公明党に戻る道を残している」との疑念、さらには「自分たちのことすら決められないのに国を任せられるか」といった反応が出ているという。
伊佐氏は「このままでは3党とも沈む」と危機感を表明し、決断のタイミングを設けるべきだとの問題意識から協議会を設置し、具体的な話し合いを開始したと述べた。デッドラインについては、公明党側が今の国会会期中に大きな方向性を示したいとしていることを明かした。
離党者が相次ぐ中での受け止め
離党者が相次いでいることについて、伊佐氏は「残念ながら、我々の理念や方向性に共感できない方々が去っていくのは避けられない」と語る。一方で、中道改革連合の基盤は依然として強固であり、残った議員たちは結束して改革を進めていくと強調した。
衆院定数削減の問題点
衆院定数削減については「相当筋が悪い」と指摘。伊佐氏は「単に議員数を減らすだけでは、多様な民意を反映できず、一部の声が届きにくくなる。また、既得権益を持つ勢力が生き残り、改革が進まなくなるリスクがある」と説明。さらに、「定数削減は見せかけの改革にすぎず、本当に必要なのは政治資金規正法の改正や選挙制度改革だ」と主張した。
インタビューは東洋経済の解説動画シリーズ「青山和弘の政治の見方」の一部であり、詳細は動画で確認できる。



