衆院は10日、与野党による選挙制度協議会の幹事会を開き、鈴木馨祐座長(自民党)が比例復活当選の厳格化を柱とする試案の骨子を示した。各党は選挙制度の見直しについて9月末をメドに具体的な結論を得ることを申し合わせているが、与野党で対立している議員定数削減については試案への明記を見送った。鈴木氏は改めて案を提示する考えで、今後の協議の焦点となる。
試案の内容
試案は、重複立候補者が小選挙区で落選しても比例区で復活当選できる仕組みについて、「有権者の『政党への一票』、納得感をどう考えるか」と指摘。復活当選に必要な有効投票総数の「10分の1」を「6分の1」に引き上げることや、惜敗率の基準を新設するとした。
比例名簿登載者が不足した場合の措置なども含め、詳細は今後の協議で詰められる見通しだ。



