愛子さま、伊勢神宮「お木曳」視察 皇室研究家が確信した求心力の根拠
愛子さま伊勢「お木曳」視察 求心力の根拠とは

天皇皇后両陛下の長女、愛子さま(敬宮愛子内親王)が8月1日から2日にかけて、三重県伊勢市を訪問された。伊勢神宮で20年に1度行われる「式年遷宮」に向け、神殿を建て替えるためのヒノキをご用材を宮域に曳き入れる伝統行事「お木曳」をご視察されるのが目的だった。

1300年以上続く式年遷宮の歴史

式年遷宮は、決まった年ごとに新しい神殿を建て、ご神体を新宮に移す神宮最大の祭典。その起源は飛鳥時代の女性天皇、持統天皇の時代にさかのぼり、690年に第1回が実施されたとされる。以来、戦国時代に百年あまり中断した時期もあったが、織田信長や豊臣秀吉の寄進によって復活し、現代まで続いている。

愛子さまが神宮を参拝されるのは今回で3度目。最初は前回の式年遷宮の翌年、平成26年(2014年)7月に両陛下とご一緒に参拝された。当時12歳で、学習院女子中等科に入学された年だ。学習院初等科6年の時には、式年遷宮の年にあたったことから関心を持ち、放送委員として「式年遷宮」について原稿を書いて放送していたという。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

単独参拝と「お木曳」視察

2回目は単独での参拝で、学習院大学を卒業し、日本赤十字社の嘱託として常勤勤務が決まった令和6年(2024年)3月のこと。この時は、ご自身のお気持ちによって、神宮に仕えた皇女の歴史を展示する斎宮歴史博物館にも立ち寄られた。この事実から、令和における“唯一の皇女”としての立場を深く自覚しておられることがうかがえる。

今回の訪問初日、近鉄・宇治山田駅では一見勝之三重県知事らの出迎えを受けられた。愛子さまはクリーム色の夏らしい半袖のワンピースを召され、駅周辺には猛暑にもかかわらず多くの人が奉迎のために集まった。愛子さまが姿を見せると「愛子さま〜」と歓声が上がり、輝くような笑顔で手を振って応えられた。

「国民の中に入っていく皇室」の実践

高森明勅氏は、愛子さまが地元の人々と一緒に綱を握り、奉迎者に応える姿は「国民の中に入っていく皇室」の実践であり、皇室の未来に「愛子天皇」を展望する点で、皇室の方々のお考えと多くの国民の願いはぴったり一致していると指摘する。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ