茂木敏充外相は10日、外務省でニュージーランドのピーターズ外相と会談し、安全保障分野をはじめとする協力強化で一致した。両外相は中国をめぐる諸課題や北朝鮮、中東情勢についても意見交換を行った。
太平洋の島国として連携強化
会談の冒頭、茂木氏は「同じ太平洋に位置する島国として具体的な連携を進めたい」と述べた。6日に中国が実施した潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)とみられる発射試験についても意見を交わしたとみられる。
両国間では、自衛隊とニュージーランド軍の間で物資を融通しあう物品役務相互提供協定(ACSA)の署名や情報保護協定の発効など、安全保障分野での協力が進んでいる。両外相はインド太平洋地域のパートナー国であるIP4(日本、豪州、ニュージーランド、韓国)をはじめとした同志国の連携を強化していくことを確認した。
地域情勢を巡る意見交換
会談では、中国の軍事活動や北朝鮮のミサイル発射、中東の不安定な情勢など、地域の安全保障課題についても幅広く意見が交わされた。両国は自由で開かれたインド太平洋の実現に向けて協力を深化させる方針で一致した。
茂木外相とピーターズ外相は、今後も緊密に連携し、二国間関係をさらに発展させていくことで合意した。



