皇室典範改正案、衆院通過で成立へ 中道「苦渋の賛成」、立憲は反対方針
皇室典範改正案、衆院通過 中道「苦渋の賛成」

皇室典範改正案は2026年7月10日午後、衆院本会議で採決され、与野党の賛成多数で可決された。審議前に賛否を保留していた中道改革連合は賛成に回り、「苦渋の決断」と表明した。参院での審議を経て、今国会(17日会期末)での成立が見込まれている。

法案の概要と採決の経緯

改正案は10日午前の衆院議院運営委員会で審議入りし、即日採決により与野党の賛成多数で可決。その後、本会議に緊急上程された。賛成したのは自民党、日本維新の会、中道改革連合、国民民主党、参政党。反対は共産党。チームみらいは党議拘束を外す「自由投票」とした。

改正案の主な内容

改正案は、①女性皇族が結婚後も皇族の身分を保持する、②旧宮家の男系男子を養子として皇族に迎える——ことを可能とする。養子に生まれた男子は皇位継承資格を有するが、与野党協議では皇位継承のあり方は議論されなかった。中道改革連合の代表は「法案に全面的に賛成しているわけではないが、皇族数確保の観点から苦渋の決断をした」と述べた。一方、立憲民主党は反対方針を堅持しており、同党の国会対策委員長は「拙速な審議で国民的合意が得られていない」と批判した。

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今後の展望と課題

参院での審議が残っており、与党は会期末までの成立を目指す。しかし、野党内からは「養子の子の皇位継承資格について、さらなる議論が必要だ」との声も上がっている。また、自民党内からも異論があったとされ、今後の運用に課題を残す。

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