バチカン外相級が侵攻後初訪ロ、ラブロフ氏と会談し停戦仲介を協議
バチカン外相級が侵攻後初訪ロ、ラブロフ氏と会談

ローマ教皇庁(バチカン)で外相に相当するギャラガー外務局長が、ロシアのウクライナへの全面侵攻後初めてロシアを訪問し、ラブロフ外相と25日に会談した。ウクライナ情勢での停戦交渉の仲介などを協議し、今後の対話継続も表明した。

共同記者会見で停戦への決意表明

モスクワで実施した会談後の共同記者会見でギャラガー氏は、「この戦争を終わらせなくてはならない」と強調。あらゆる可能な手法で仲介役を務めるつもりだとした。子どもや捕虜、離散した家族など、人道分野で協力する意向も述べた。

ラブロフ氏は、ウクライナ侵攻などについてバチカンの姿勢が「客観的」だと謝意を示し、バチカンと外務次官級の協議を再開する用意があると述べた。一方、ウクライナ側が子どもを標的に残虐な攻撃をしかけているなどという主張も展開した。

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滞在中の日程と今後の見通し

ギャラガー氏は24日から28日までロシアに滞在。ロシアのペスコフ大統領報道官は、「プーチン大統領との接触はもちろんあるだろう」と話している。

昨年ローマ教皇となったレオ14世は、停戦交渉の仲介役に意欲を示してきた。ただ、ロシア側は交渉で妥協しない姿勢を続けており、バチカンの仲介に冷淡な態度を示したこともある。短期的に停戦交渉が大きく進展する可能性は低いとみられている。

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