トランプ氏、イランのホルムズ海峡開放提案を「拒否」と明言
トランプ氏、イランの海峡開放提案を「拒否」と明言

トランプ米大統領は26日、イランが提示した新たな提案について「拒否する」と明言した。イランは海上封鎖の解除などと引き換えにホルムズ海峡を開放する提案を示していたが、米国はこれを受け入れない構えだ。

イランの提案内容と経緯

イランのアラグチ外相は24日、米メディアなどに対し、米国が条件を受け入れれば7日以内にホルムズ海峡を開放する新たな提案を示したと明らかにしていた。イラン側が求める条件には、米側によるイラン資産凍結や石油関連の制裁の解除、レバノンを含む全ての戦線での戦闘停止が含まれているという。

アラグチ氏は25日にも米ニューヨークの国連本部で報道陣に提案内容を説明。米国が提案を受け入れて実行すれば「(受け入れから)6日目に海峡が開き、7日目には最終的な合意に向けた協議が始められる」と述べていた。提案は仲介国カタールを通じて伝えられたという。

米国の拒否と今後の見通し

これに対し、トランプ氏は26日、「私も合意を結ぶのは好きだが、この合意は受け入れられない」と述べた。

米紙ウォールストリート・ジャーナルは25日、米当局者の話として、トランプ氏がイランの提案を拒否し、11月の米中間選挙後にイランへの爆撃を再開する意向を側近に伝えたと報じている。一方で、米軍の弾薬を温存する観点などから大規模な戦闘の再開には消極的だとも報じている。