トランプ氏、習氏への武器売却提案を否定「話し合っていない」と主張
トランプ氏、習氏への武器売却提案を否定 「話し合っていない」

ドナルド・トランプ米大統領は28日、中国の習近平国家主席に米国製武器の購入を打診したとの報道を否定し、「そのことについて話し合っていない」と主張した。

駐中国大使の発言を否定

デービッド・パーデュー駐中国米大使は27日に放映された米FOXニュースのインタビューで、トランプ氏が中国側に武器を売却するという異例の提案をしたと明らかにしていた。

トランプ氏はホワイトハウスで記者団からパーデュー氏の発言について問われ、「そんな話は聞いたことがない。彼に聞いてみなければならない」と述べた。

「良い考えかもしれない」と語る

その上で、「彼らはおそらく買いたいだろう。われわれは彼らより優れた装備を造っているからだ。だから、もしかしたら良い考えかもしれない。だが、そのことについて話し合ってはいない」と語った。

パーデュー氏によると、習氏が先週訪米した際、台湾への米国の武器売却を巡る中国側の懸念に応じる形で、トランプ氏が武器売却を提案したという。

大使は「協議は続いている」と説明

パーデュー氏は、「トランプ大統領は『われわれは世界中の他の国々に武器を売っている』と言い続けている。実際、習主席に『いくつか買いたいか』と尋ねたこともある」と述べた。

さらに、「他の売却についても協議は続いている。トランプ大統領と習主席は会うたびにそのことについて話している」とも語った。

中国外務省は28日、この発言について直接の回答を避ける一方、中国は「常に自国の必要性に基づいて国防能力を強化しており、世界の平和と安定の維持に尽力している」と述べた。