高市首相、トランプ氏と電話会談 対中認識を共有か
高市首相、トランプ氏と電話会談 対中認識を共有か

高市首相は26日、米国のトランプ大統領と電話会談した。トランプ氏から中国の習近平国家主席との会談内容について説明を受け、対中認識を改めて共有したとみられる。中国側が今回の会談を自国の宣伝戦に利用しかねない中、日米の結束を示す狙いもありそうだ。

米中首脳会談の内容説明受ける

米時間24日の米中首脳会談や関連行事では、トランプ、習両氏が歴史に触れて良好な関係をアピールした。合意事項などを記載した米政府発表の「ファクトシート」によると、米国と中国が第2次世界大戦で「同盟国」として共に戦ったことを確認したとしている。

日本政府は、トランプ氏が中国を「同盟国」と呼んだことはリップサービスの一環とみているものの、異例の言及には戸惑いもある。首相はトランプ氏から直接、こうした発言の真意を聞き取り、日米の関係が揺るぎないことを対外的に発信したい考えとみられる。

台湾問題に関する確認も

米側の発表では、台湾問題に関する言及がなかった。首相はトランプ氏から、台湾を巡り習氏とどのような議論になったかを確認するとともに、日中関係についてのやり取りの有無についても聞き取った模様だ。

首相は5月の米中首脳会談の際も、直後にトランプ氏と電話会談を行い、情報共有した。