英明・松本倫が5回無失点の好投でエース冨岡につなぐ…誓った2人の黄金リレー
英明・松本倫が5回無失点の好投でエース冨岡につなぐ…黄金リレー

第108回全国高校野球選手権大会第9日の13日、英明(香川)は6―1で大分商(大分)を破り、夏の甲子園で初の3回戦進出を果たした。三回に高田斗稀選手の二塁ゴロの間に先制し、六回にも犠飛で加点。九回には4点を挙げて突き放した。先発の松本倫史朗投手は5回無失点の好投。冨岡琥希投手への継投で逃げ切った。3回戦は大会第12日の第3試合に予定されている。

背番号10・松本倫投手が先発

1回戦の関東一戦で1失点完投したエース・冨岡投手に代わって先発を託されたのは、背番号10の松本倫投手だった。「きょうはなるべく冨岡を休ませる」。そう言い聞かせてマウンドに上がったが、一回から二塁打と死球でいきなり一死一、二塁のピンチ。しかし、焦りはなかった。相手の4番を打席に迎える中、素早く一塁にけん制球を送ると、走者は戻れずタッチアウト。意表をついたプレーで流れを断ち、無失点でしのいだ。

冨岡投手とは小学6年から、三木町の合同野球チームで腕を磨いた幼なじみだ。ともに三木中に進学し、別々のクラブチームでエースを務めた。強豪・英明にそろって進学が決まった時には「互いに投げ合って、甲子園を目指そう」と語り合ったという。2人で成長を重ねた結果、自らが先発してエースへつなぐ「黄金リレー」はチームの看板となった。

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無失点でエースにつなぐ

二回以降も毎回走者を背負ったが、丁寧に低めに集めて5回無失点。「行けるところまで行ってほしい」(香川純平監督)という期待に見事に応え、エースにつないだ。奪三振こそ0だったが、「ストライク先行で打たせるいい投球ができた」と松本倫投手。英明が誇る2本柱が甲子園でも躍動し、チーム初となる夏の3回戦進出をつかんだ。(高見怜弥)

池田隼人主将は「僅差だったが、焦ることなく守り切ることができた。次の試合も粘り強く冷静に戦いたい」と話した。

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