職員へのパワハラ行為が第三者調査で認定された横浜市の山中竹春市長が、9月に同市などが主催する国際会議への参加を見送ることが21日、明らかになった。国内外の参加者から「人権問題として注視している」との声が寄せられたことを受け、参加取りやめが相次ぐ恐れを考慮して決定した。
アジア太平洋循環型都市フォーラムに欠席
会議は「アジア太平洋循環型都市フォーラム」で、9月2日から4日までの3日間、パシフィコ横浜で開かれる。山中市長は開幕と閉幕のセッションでスピーチを行う予定だったが、代理として松浦淳副市長が出席する。
同会議は、平成24年から同市が開いてきた「アジア・スマートシティ会議」を発展させる形で今年初めて開催される。国内外約30都市の代表と国際機関、企業などが参加し、環境に配慮した循環型社会の実現に向けた取り組みを議論する。
異例の事態も市は意義を強調
ホストシティのトップが欠席する異例の事態となるが、市は「会議自体の意義は変わらず、議論を深めたい」としている。市は国連の一部機能の誘致を目指しており、環境分野の議論で国際的な存在感を示すとともに、来年開催の「2027年国際園芸博覧会(花博)」のPRにもつなげたい考えだ。



