東洋経済は、2025年に注目すべき技術やトレンドを写真特集としてまとめた。特集では、人工知能(AI)や電気自動車(EV)、宇宙開発など、さまざまな分野の最新動向をビジュアルとともに紹介している。
AIの進化と社会実装
AI分野では、生成AIのさらなる進化が期待される。特に、大規模言語モデル(LLM)の性能向上により、ビジネスや日常生活での活用が拡大する見通しだ。また、AI規制の動きも加速しており、EUのAI法や日本のガイドライン策定が進む。
EV市場の拡大と競争激化
EV市場では、中国メーカーの台頭が顕著だ。BYDやNIOなどの新興勢力が、低価格帯から高級車まで幅広いラインアップを展開し、テスラやトヨタなどの既存大手と競争している。2025年には、EVの販売台数が世界で初めて内燃機関車を上回る可能性もあると専門家は指摘する。
宇宙開発の新たな局面
宇宙開発では、民間企業の参入が活発化している。スペースXのスターシップや、ブルーオリジンのニューグレンなど、大型ロケットの開発が進み、月や火星への有人探査計画も具体化している。日本でも、JAXAと民間企業が協力し、小型衛星の打ち上げや月面探査を目指している。
半導体を巡る地政学リスク
半導体分野では、台湾を巡る地政学リスクが引き続き注目される。TSMCの熊本工場稼働や、日本政府の半導体支援策により、サプライチェーンの多元化が進む。しかし、先端半導体の製造は依然として台湾に集中しており、リスクは残る。
気候変動対策とグリーンテクノロジー
気候変動対策では、カーボンニュートラル実現に向けた技術開発が加速。水素エネルギーやアンモニア燃料、炭素回収・貯留(CCS)などの技術が実用化段階に入りつつある。また、太陽光発電や風力発電のコスト低下も進み、再生可能エネルギーの比率が高まっている。
バイオテクノロジーの進展
バイオテクノロジー分野では、ゲノム編集技術の応用が進む。CRISPR-Cas9に加え、より精密な編集が可能な技術も登場し、遺伝子治療や品種改良への応用が期待される。また、合成生物学の進展により、微生物を使った化学品の生産や、代替肉の開発も進んでいる。



