30日に投開票された香川県知事選で、無所属現職の池田豊人さん(65)(自民・中道・国民・立民・公明推薦)が、いずれも無所属新人の姓納文彦さん(63)、田辺健一さん(45)(共産推薦)、曽根克典さん(64)を破り、再選を果たした。有権者は池田さんの実績に一定の信任を与えた。
支援者から拍手、喜びを分かち合う
高松市中心部の複合商業施設のイベントスペースでは、「当選確実」の一報に集まった支援者らから拍手が起きた。姿を見せた池田さんは支援者らと喜びを分かち合った。
与野党相乗りで組織戦を展開
池田さんは3月に再選を目指して立候補を表明。5党が推薦し、与野党相乗りの体制を固めた。告示された13日の出陣式には県選出の国会議員や県内全17市町の首長が駆けつけたほか、各地で開いた個人演説会では地域ごとに地方議員が同席するなど組織戦を展開。街頭にも何度も立ち、有権者らと触れ合った。
有権者に対し、政策として▽医療や介護、教育といった暮らしの安心の堅持▽稼げる県の推進▽県内全域へのにぎわい波及――の3点を約束すると主張。「変革期を迎えた今こそ、皆さんと飛躍を勝ち取りたい」とアピールし、幅広い支持を獲得した。
新人3人は及ばず
姓納さんは、外国人労働者の受け入れを制限する必要性やU・Iターンの促進、子育て支援策の充実を力説。田辺さんは物価高騰を踏まえて賃上げによる時給1500円以上の実現に向けた県内企業への支援などを唱えた。曽根さんは香川の温暖な気候を生かした企業誘致に加え、積極的な観光振興を進めることを主張した。しかし、新人の3人はいずれも及ばなかった。



