岐阜・江崎知事、富山のLRT視察と新田知事と懇談 広域観光促進で連携確認
岐阜・江崎知事、富山LRT視察 広域観光で連携確認

江崎禎英岐阜県知事は10日、富山市内を走る次世代型路面電車(LRT)を視察し、新田八朗富山県知事と懇談した。両知事は、広域周遊観光の促進や東海北陸自動車道の早期全線4車線化などで連携していくことを確認した。懇談は昨年7月の郡上市での会談以来、約1年ぶり。

LRT視察で導入効果を確認

江崎知事が視察したのは、富山地方鉄道が運行するLRT。同鉄道の担当者は、導入の経緯や運行形態について説明し、「1両に約80人乗車でき、道路上の車両数が減り渋滞緩和につながる」と効果を述べた。LRTは、電車の利用者減少と利便性低下の悪循環を改善するため、2006年に運行を開始した。

広域観光と交通インフラで連携

懇談では、両県を結ぶ東海北陸自動車道の早期全線4車線化や、新愛称が「富山高山すし空港」に決定した富山空港を活用した県境越えの観光周遊促進で協力することを確認。富山空港から飛騨高山エリアの観光地や宿泊施設への交通手段が不足している点を踏まえ、新田知事は「岐阜県、高山市と共同でより便利なルートにするために取り組む」と述べた。江崎知事は「交通事業者とどういうルートを作ると人気が高まるか、議論を進めたい」と前向きな姿勢を示した。

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岐阜へのLRT導入検討に参考

岐阜圏域へのLRT導入を検討している江崎知事は、「1日に3回乗ったらそれ以上料金が発生しない仕組みや、高齢者の外出促進効果があると聞き、参考になる情報を得た」と手応えを語った。

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