福岡市長選に立候補しない意向を表明した現職の高島宗一郎氏(51)は23日、自身の公式SNSで「首長は、予算も人事も、多くの権限が一人に集まる特別な立場。だからこそ、同じ人間が長く続けることには、慎重でなければならない」と述べ、多選を理由の一つに挙げた。24日午前の定例記者会見で改めて表明する見通し。
現職市長がSNSで不出馬を表明
高島氏は現在4期目の途中で、在任期間は歴代最長。今回の市長選にまだ誰も立候補を表明していないことに触れ、「私自身が、自ら引くと宣言することで、次に挑もうとする方が、手を挙げやすい道をつくる。それが、福岡市の次なる発展のために、私ができる最後の大切な仕事ではないか」とつづった。
再開発や子育て支援に注力
高島氏は、市中心部で高さ制限などの規制を緩和してビルの建て替えを促す再開発プロジェクト「天神ビッグバン」を進めた。今期は、市立小中学校の給食無償化など教育や子育て支援に力を入れていた。
市議からは驚きの声
高島氏が自身のSNSを更新したのは23日夜。突然の不出馬表明に福岡市議の一人は「5選に立候補すると思っていたので、非常に驚いた」と話した。



