神奈川県山北町の町長選は12日、投開票が行われ、無所属新人で前町議の石田照子氏(71)が初当選を果たした。同町で女性町長が誕生するのは初めてとなる。
接戦を制し歴史的勝利
石田氏は、同じく無所属新人で前町議の児玉洋一氏(52)との一騎打ちを制した。当日の有権者数は7962人で、投票率は61.74%(前回2022年の72.68%から10.94ポイント低下)だった。
石田氏は、4期務めた湯川裕司町長(74)から後継指名を受けて立候補。湯川町政の路線継続を掲げ、刷新を訴えた児玉氏を振り切った。
女性参政権80年の節目に
石田氏は、女性参政権80年の節目の年に、丹沢の山あいの町に女性リーダーが生まれることの歴史的な意義も訴えた。開票結果は、石田氏が2472票、児玉氏が2379票で、93票差の僅差だった。
山北町は神奈川県西部に位置し、丹沢山地に囲まれた人口約8000人の町。今回の選挙は、町の将来を左右する重要課題が山積する中での戦いとなった。



