愛知・半田市議会で小学生が模擬議会体験、身近な課題を討論
愛知・半田市議会で小学生が模擬議会体験

愛知県半田市議会で7月2日、市立さくら小学校の6年生36人が議会の役割を実地体験する模擬議会が行われた。児童らは地方自治を学ぶ社会科授業の一環として事前学習を重ね、当日は本物の議場で議員や当局役に分かれ、身近な課題を討論して採決した。

委員会審議と本会議で実践

児童らは3つのグループに分かれて委員会審議を体験。その後、議場では議長、議員、当局(市役所側)の役割を交代しながら座り、本会議を進行した。提案された案件の一つは、学校前にある旧市立病院跡地へのアウトレットモール誘致案。委員会で多数決により可決され、本会議での討論を経て全会一致で承認された。一方、別の提案は否決され、児童らは悔しそうな表情を見せる場面もあった。

児童の感想と教育効果

議長を務めた男子児童(12歳)は「議場の全員から見られて議事を進め、緊張した」と振り返り、提案者となった女子児童(11歳)は「みんなで話し合った提案が通り、楽しい初体験だった」と笑顔で話した。半田市議会は「子どもたちが民主主義のプロセスを実際に体感する貴重な機会」と意義を強調している。

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地域の課題を教材に

今回の模擬議会では、実際の地域課題がテーマとして採用された。旧市立病院跡地の活用は半田市の長年の懸案であり、児童らは事前学習で市の財政状況や土地利用の課題を調べた上で提案をまとめた。教員は「教科書だけでは学べない、実社会とのつながりを感じ取ってほしい」と狙いを語った。

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