福岡県議会の主要4会派は26日、議員が守るべき基準などを定めた政治倫理条例案を9月定例会(9日開会・10月16日閉会予定)に提出する方針を確認した。
たたき台の内容
この日開いた「議員提案政策条例検討会議」で、事務局が他の都道府県議会を参考に作成したたたき台を示した。終了後に報道陣の取材に応じた江口善明座長(自民)によると、たたき台には、「疑念を抱かれるような金銭のやりとりをしない」などの政治倫理基準や、基準に違反した疑いが出た場合に処分を決める審査会の設置などが盛り込まれた。審査会は、議員だけでなく弁護士などの有識者を含めて構成するとしている。
公明党案との違いと今後の手続き
公明党県議団が3日に公開した独自の条例案は、施行前の行為や辞職後の元議員も対象にする内容だったが、たたき台には盛り込まれなかった。今後各会派に持ち帰って検討して条例案をまとめた上で、16日からパブリックコメントを実施する予定だという。
江口氏は「9月議会は議会改革に集中して取り組まなければいけないというのは皆さん同じ考えだった。県民からの信頼回復が一番大事なので、条例を作っていく」と話した。25日に議員辞職した蔵内勇夫前議長を巡る一連の問題を受け、議会改革の一環として条例制定を進める。



